北茨城市立総合病院
スタッフ紹介 − 放射線室
放射線室
 一般撮影装置(CR)・CT・MRI・多目的血管撮影装置・
X線TV(2台)・外科用イメージ・院内回診車・歯科用パントモなどがあります。

 特にMRIにおいては、平成18年8月に最新仕様にバージョンアップしたことにより、より高度な撮像写真を提供することが可能になりました。

 当院における放射線室スタッフは、診療放射線技師6名、事務1名で構成されています。スタッフ一同、患者様への気配りと思いやりの気持ちを常に心がけて、日々地域医療のために頑張っております。
 一般撮影
 胸部、腹部、関節をはじめ全身各部位の状態を調べる装置です。平成16年2月にコンピューターX線画像処理システム(CR)導入しました。従来の単純X線写真に比べて、CR画像ではデジタル周波数処理により骨とのX線吸収差が大きい軟部組織(筋肉、脂肪)なども同時に同一のフィルム上に表示することが可能です。

 撮影終了後即座にモニターで観察できるため、目的の部位が正確に撮影されているかどうか確認でき、安定した濃度の画像を得ることできます。

撮影したX線画像データを全てサーバに保存することにより、過去に撮影された画像をいつでも取り出すことが可能です。

 透視撮影
 X線の透過像をテレビモニター上に映し出す装置です。胃や大腸などの消化管のバリウム検査や、胆管造影・腎盂造影・子宮卵管造影、その他検査等があります。また、腸閉塞に対して『イレウス管』の挿入や、閉塞性黄疸に対してPTCD(経皮的経肝胆道ドレナージ)、骨折や脱臼に対する整復術などの治療にもこのX線TV装置が用いられます。

 血管撮影
 大腿動脈や上腕動脈より細い管(カテーテル)を挿入し、そこから自動注入器によりヨード造影剤を注入することで、臓器に分布する血管を描出して病変の診断をするための装置です。

 最近では診断はもとより治療目的に使用されること多くなっており、腫瘍や出血に対する動脈塞栓術(TAE)・転移性腫瘍のリザーバ留置・血管内空を広げるためのステント留置など治療(IVR)が広く行われるようになっています。

 心臓カテーテル検査では、狭心症や心筋梗塞といった病気に対し大腿動脈、肘部、手首の動脈からカテーテルを血管の中を通して心臓まで進め、造影剤を注入し冠状動脈の状態を検査し、動脈硬化等で内腔が狭くなった冠状動脈を風船で膨らませて狭窄を改善するPTCA(経皮的冠動脈形成術)などの治療を行っています。

 また、心臓弁膜症や先天性心疾患、その他心臓疾患の診断に心臓の中の圧力を測定したり、心臓を電気的に刺激したりします。

 CT
 CT検査では、体内を透過したエックス線量をコンピューターでデータ処理することにより、人体を輪切りに表示した画像が得られます。

 当院では、ヘリカルCT(X線管球を連続回転させながら人体をらせん状にスキャン)を使用し造影剤を静脈注射しながら撮影することにより、全身の血管や脳動脈瘤などの3次元画像を得ることができます。

 特に、脳出血・脳梗塞・くも膜下出血等の血管の異常や、肺・肝臓・腎臓・胆のうなどの癌を発見するのに有効です。

 MRI
 平成18年8月に最新バージョンにアップグレードしました。従来の装置に比べると格段に画質が向上しました。また、実施できる検査内容も増え、非造影MRA・拡散強調画像(DWI)肝管膵管撮影(MRCP)・各部位のMRAが撮像可能になりました。

  DWI:超急性期の脳梗塞の所見
  MRCP:非侵襲的に胆管膵管の所見
  MRA:血管病変の有無

 検査時間が短縮されたことで患者さんの負担が軽減されます。

 その他、心臓の形態や心筋の性質をみる撮像法があり、造影剤を使用して心筋の血流の状態や心筋細胞の障害があるかどうかを診断するのに有効です。

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